月別アーカイブ: 2020年5月

コツ(骨)ウォーキング教室の開催

 ヒトは他の動物と違って生まれてすぐに立ち、歩くことは出来ません。誕生してハイハイからヨチヨチ歩きへ成長し、そして小学校への通学、体育などの教育により高学年になるころにようやく一人前の姿勢、歩行へとなって来ます。このように長い年月で習得した 姿勢、歩行も成年をピークにして筋肉の衰え、生活習慣などにより徐々に歪んで来るのです。

 コロナ禍の中「免疫力」が話題になっていますが、ヒトの免疫力を上げるのに効果があるのが体温を上げることです。要するに血液の循環を良くすることなのです。

 そして、この血液の循環を良くするには下半身の第2の心臓といわれるふくらはぎと股関節の運動を行うことですが、まさにウォーキングがうってつけです。しかし膝や腰など痛いところがあったら歩くのも億劫になってしまいます。

 この痛いところの要因は経年からくる筋肉の衰え、生活習慣による歪みなのですから、まずはこの歪みを整えることから始めないといけません。この歪みを解消すること、そして基礎代謝量を上げることは「骨で歩くコツウォーキング」がお勧めです。

姿勢、歩行の発達と衰退

ーーーーーーーーーーーーー 開催要項 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

日時;毎週 月、火、金、土、日 の午前10:00〜12:00の2時間

募集人数;5名以上参加で開催します。

場所;でんくらふと2F(宮島商店様2F)

参加費;2,500円(税別)

メールでお問い合わせの方はこちらからお願い致します。

2回目のトレーニング指導

今日はモーグル女子選手の2回目のトレーニング日でした。

前回は歩行指導で多くの時間を費やしたので今日は股関節中心のトレーニングを行いました。

まず、3Fトレーニングの目的とモーグルに置き換えるとどのようになるのか?の説明から始め、身体の再構築を行うには現在の股関節の転位がどのようになっているのか?を本人に知ってもらうことが今日のテーマです。

そのために実際に3Fトレーニングを行いながら身体で感じてもらうのと同時に映像でチェックすることの繰り返しで進行しました。

3Fトレーニングは摩擦と平面を排除して行うトレーニングなので、動作を行なってもらうと堅調に左右の差が出て来ました。股関節も足関節も、そして筋肉のバランスも明確に出てきました。

しかし、これらのバランスの狂いを指摘しますが、調整することの指導は行いません。

なぜなら、摩擦と平面を排除した状況下では身体は素のままの状態でした表現できないからです。

しかし、このトレーニングは毎日繰り返し行うことによって身体を中間位、中心へと自ずと導いてくれます。

根気が入りますが、ヒトの身体は経年で歪みが出てきたり、怪我で歪みが出てバランスが崩れているのですから長い目で取り組む必要があるのです。

だから、このコロナ禍の状況では適したトレーニングなのです。何せ畳一畳分のスペースがあればどこでも可能なのですから、

そして、今日追加したメニューは腹筋筋膜リリーストレーニングです。このトレーニングも股関節トレーニングの道具で同じようにスペースも入らずにできます。

筋膜リリースする箇所は、おへその下、下腹部です。意識としてはへそ下3cmくらいのところです。この場所は腹直筋、腹斜筋、腹横筋の4本の腹筋が重なっている、そして動かしにくい場所なので癒着しやすい箇所です。

このトレーニングを行うとリリースされるのですから最初は痛いです。痛みの表現としては傷のかさぶたを剥がす感じで、筋肉へのダメージはないので翌日筋肉痛になっていることはありません。

モーグルのコブ斜面を滑るとき多くの選手が骨盤のローテーションが出てきますが、その対策にも効果的です。
この筋膜リリーストレーニングは、回数を重ねてくると胸郭、肩甲骨の意識ができるようになり、更なる効果が出てきます。

今日はそこまで行きませんが、このトレーニングも根気よく続けることで結果は自ずと現れてきますので、慌てないことです。

そして、ようやく前回の歩行のチェックと指導に掛かりました。
まず、歩いてもらうと1週間の成果が見え、次への課題も出てきました。

歩行は常に意識するだけで結果の見えやすいトレーニング方法なのですが、股関節の転位によって結果の出方が変わってきますので3Fトレーニングと合わせて行うことが重要なのです。

そして最後は、3Fトレーニングとは異なりますが、左右の股関節廻りの筋肉の改善トレーニングです。

スロースクワット(10秒かけてお尻を落とし、その姿勢で10秒維持して元に戻る、10回を3セット)を指導しました。1週間に2回、3ヶ月すると筋肉の質に変化が出てきます。ピントレで検索して頂いたら出てきます。このピントレの応用です。バランスディスクの上で行っても良いと思います。実際スロープスタイル選手はバランスディスク派です。

こんな感じであっという間に2時間が経過して終了です。
次回は月山に入る前に行い、そして下山したらまたトレーニングを開始します。
おそらく月山である程度の結果が見えてくると思いますので、そうなると本人も更にやる気が出てくるのを期待したいところです。

明日から緊急事値宣言も全国的に解除されるそうです。
今まで通りにはいかないでしょうが、少しでも前に進めるしかない、
New naturalで目指しましょう。

股関節と膝関節

3Fトレーニングは転位した股関節を中間位に導くトレーニングです。

なぜ股関節を中間位に保たねばならないのか?

人には右利き、左利きがあります。(話が逸れますが、犬にもあるようで当家のリオは右利きのようです。)
この右利き、左利きの定義は今までなかったのですが、MDrの発表される私のインソールの臨床論文では定義付けして発表されるとのことです。
私の定義付けは足部の踵骨の内反角の大きい方が利き足としています。

右利きの場合、右足の踵骨の内反角が大きく利き足となり軸足は反対の左足となります。内反角が大きいと左右釣り合うために代償が必要になり、その代償は距骨下関節にて行われます。距骨下関節が回内することにより股関節の外旋を改善でき、回内することにより踵骨の内反角が改善され左右の脚の長さも調整できるのです。

このようなことを私たちは身体で感じることは殆どありません。身体の自動調整機構のようなものだと思って下さい。

殆どの方はこの自動調整機構で調整されることでほぼ正常な身体を手に入れていますが、踵骨の内反角が異常に大きく距骨下関節において代償ができない場合には障害が出て来ます。大なり小なり代償出来ていないケースが殆どですが生活に支障を来している方は少ないです。

ただ長い期間においてこの不完全な代償が影響を与えるところがあります、それは股関節です。

先ほどの踵骨の内反角からの距骨下関節の代償に戻ります。内反角が大きいと距骨下関節の回内が起きます。回内は内滑りなので脛腓・距骨関節(足関節)は内旋し、膝関節を介して大腿骨から股関節の内旋が起きます。それと同時に足部第1軸の底屈も起きます。

本来であれば踵骨の内反は股関節の外旋を生じるのですが、内反角が大きいため代償が起き股関節の内旋という真逆な運動を強いられるのが利き足の宿命なのです。(もし代償が起きなかった場合は当然股関節の外旋が起きるので姿勢を保つための骨盤の異常な前傾が起き、ストレスは大腿骨の捻転などにつながります。)

利き足の股関節の内旋は、軸足側に影響が出て来ます。協調ということで軸足側の股関節は外旋します。もし同調して同じように内旋した場合、骨盤は異常な前傾が起き腰椎の異常な前弯となります。許容範囲の中でどちらかを本人の意志なく選ばれていると思って下さい。

軸足の股関節外旋の代償は足部の回内となります、要するに軸足の足部は扁平するということです。

正常でも上記のようなメカニズムが多少なりとも発生しています。この現象が長期に渡って起きていると経年的な障害が発生するのです。

これらのことは何かの障害(骨折、靭帯断裂、肉離れ、疲労など)が起きた場合にも異常な状態となります。だからリハビリが重要なのです。

下図は膝関節の状態を表していますが、この図に股関節の状態を補足しますと、正常膝は股関節中間位で上肢は垂直を保ちます。内反膝は股関節外旋位で上肢はバランスを取るために左側に傾きます。外反膝は股関節内旋位で上肢はバランスを取るために右側に傾きます。

これらの図は片足立ちを表していますが、もし両足で立っているとしたら踵骨の代償で説明したようになります。内反膝は股関節内旋位、外反膝は股関節外旋位となるのです。なぜなら、重心は左右のほぼ中心にキープすることが立位だからです。

踵骨の異常な内反はインソールにて改善できます。インソールは踵骨の改善を行うと共に股関節の転位の改善することは可能ですが、更に3Fトレーニングにおいての運動を追加することにより相乗効果を生み出しています。

次回は脊柱編へ

歩行の出発点

私たちは何も考えずに歩き、立ち止まり、そして再び歩き出すことを行っています。

しかしこの歩き出す1歩は「歩行の出発点」ではなく、それ以前に行っている何気ない体重移動が「歩行の出発点」なのです。

この「歩行の出発点」が正常に出来ているのかが問題なのです。

まずは「カパンジー機能解剖学Ⅱ下肢」より抜粋してこの「歩行の出発点」を説明します。

人が立って静止しているときでは、体重は左右の2つの足に均等に分配されています。
これでは片方の足を進めるために片方の足を持ち上げることは不可能です。

歩行の出発点はまず荷重分配を調整することから始まります。
それは片方の足を持ち上げるために体重をもう片方の足へ移動させる必要があります。

一般的には右利きの人は右足から踏み出します。
その右足を踏み出すためには左足に体重を移動させる必要があるのです。

その体重移動のメカニズムは下図の番号順となります。

まず左足に体重を移動させるための第1段階は
①左の内転筋の収縮によって②骨盤は左側へ移動します。同時に③小中殿筋の収縮によって④骨盤の右半分が持ち上がり、したがって⑤重心は左へ移動します。

この一連の動作によって右足は体重の負荷から解放されるのです。

次は右足が前に出る第2段階です。
足が前に出るために⑥ハムストリングスの収縮が⑦骨盤を前方へ推進させ、前方の不均衡が生じ、これが右足の前方への1歩の始まりです。

この運動は左足関節の屈曲を制限する⑧左下腿三頭筋の収縮によって制限されます。
同時に右股関節の筋肉群は⑨右膝を前方へ推進し、⑩右足関節の屈筋群はすでに重心移動で挙上されているe右足のつま先を持ち上げスムーズに1歩が出るのです。

eこの足のつま先を持ち上げるのは極めて重要で、この動作が地面との接触を回避して転ぶのを防ぐのです。

これが「歩行の出発点」のメカニズムです。
このような動作を何も考えずに正確に行えるには乳児から幼児期を経て小学年の高学年までの長い期間を要します。

乳児から幼児期にかけてのハイハイ運動は股関節廻りの筋肉の鍛錬期間です。
ハイハイ運動期間が短かった子供は内転筋の発達が悪くなり外反膝などの障害が起きやすくなります。
早く立たせることをせずに自立するまで見守ることが親の役目なのでしょう。

歩行中は「歩行の出発点第1段階」は省かれます。
それは足の運び(ステップ)が適正であれば「歩行の出発点第2段階」の動作が連動して行われて歩行が完成します。

歩行の完成に必要不可欠なのは「股関節の機能と転位」です。
この「股関節の機能と転位」を改善するのが「3Fトレーニング」です。

次回は「股関節と膝関節の関係」について書きます。

少しでも前に進もう…。

来週には残りの地区の緊急事態宣言が解除されるようなニュースが流れていますね。

自粛中にでんくらふとも3蜜にならぬよう店内のレイアウトを大幅に変更しまして、今週からモーグル選手のトレーニングを開始しました。そして来週からは一般の方のご予約も入って来ております。

トレーニングは完全予約制で行っており、
店内には私とお客様のみという密を防ぐ体制で行っております。

そして、スキー、スノーボードブーツのご予約及びインソールの足形採取も開始しました。こちらの方も完全予約制でお客様がダブらぬようにしてお受け致しております。

まだ日程は決まっておりませんが、御殿場インソール受注会も6月から再開します。

取り敢えずは少しでも前に進みましょう!!!

足底を支える筋…。

まだまだコロナ禍ではありますが、

今日から女子モーグル選手のトレーニングを開始しました。

この選手のテーマは「足関節が使える」ようになること、

日本の殆どの女子選手(男子選手にも多い)は民族的な理由なのか足関節、足首が使えません。

足首が使えない? えっと思われるかも知れませんので…、

本来の足首の使い方が出来ていないと言い換えましょう。

足首、足関節は距腿関節です。

距腿関節は字の通り、距骨(踵骨の上の骨)とその上の下腿(脛骨)から成り立っている関節ですが、実際には2つの関節で構成されています。

1つは底屈(足首を伸ばす)、背屈(足首を曲げる)で機能する脛腓・距腿関節と

2つ目は内反(内側アーチが挙がる)、外反(アーチが扁平になる)と呼ばれる運動で機能する距骨下関節からなります。

上記の足首が使えていないとはこの2つの関節をゴッチャにした使い方をしていることです。

足部の足底には3つのアーチがあります、内側アーチ、外側アーチ、前方アーチの3つです。

内側アーチは人体と筋肉がなければその凹を維持出来ません。

外側アーチは下腿三頭筋の動力を伝達するために強固となっています。

前方アーチは5つの中足骨の列の結果です。

下腿三頭筋の動力を如何に足底に伝達するか?

足首はどのような機能を持てば良いのか?

もうお分かりだと思います。

そうです足首の関節の1つ脛腓・距腿関節を有効に使うことなのです。

これが足首の使い方です。

そこで重要なのが図で表している、足底腱の1つ外側バンド(Lateral band)なのです。

この外側バンドが有効に働き足首の運動を支えないと最も長く、直立することに大して最も重要な筋筋膜のSBL(スーパーフィシャル・バックライン)にも影響を与えてしまいます。

今日のトレーニングは「歩行指導」でこの外側バンドを刺激する歩行エキササイズが殆どでした。

積木は積み重ねて行ってもきっちりと歪みを修正しながら行わなければ途中で崩れるか、それ以上積み上げることが出来なくなってしまいます。

この外側バンドに刺激を入れて足底の安定を行うことはズバリこの積木の修正と同じで身体全体を整えることにつながるのです。

外側バンドは足底腱の一部ですが、足趾につながる5本の足底腱とは別に第5列を支えています。

第5列に2本の足底腱がつながっているのは、如何に第5列が人間の直立及び2足歩行に絡んでいるかをうかがわせています。

コロナ禍の中…。

ようやく出口に近付いたのか?
まだまだ先なのか?
トンネルの出口は見えなくてもこのレールは1本のみ
脱線しなければいつかは見えてくるはず
なので信じて進み始めます。

まずは店内のレイアウトを変更しました。
3蜜にならないようにゆったりとしたスペースを確保しています。

来週早々から県内モーグル選手のトレーニング指導を開始します。
5月31日に愛知県独自の「緊急事態宣言」が解除されましたら県外の方々の受け入れを開始します。

まだまだ身動きが制限されるでしょうが、こんなときこそ自分自身のことを見直す良い時期だと思います。

今が一回り大きくなるチャンスなのだと信じて進みましょう。

こんなときですが…。

緊急事態宣言が延長されて先のことなど考えられなくなって来そうですが、いつかは落ち着くときが来ると…。
この時期になると選手たちから今季のブーツの相談や予約が入って来ます、昨日も女子モーグル選手から連絡がありました。

FTBoots イタリア製なのです。

武漢から始まったこの騒動はあっという間に欧州全土に広がりました。
特にイタリアは最初に感染者が増え続けロックダウンも早く、全ての製造業がつい最近まで操業停止していたのはご存知だと思います。

イタリアというと何を思われますか?
イタリア=登山靴=スキーブーツなのです。(今ではラング社とダルベロ社のみ)
今ではモーグル、フリースタイルスキーに欠かせないブーツのFTBootsはダルベロ社で製造しています。今は稼働していると聞いてはいますが数ヶ月は生産がストップしていたことになります。

スキーブーツの国内入荷数に限りが出てくるのでは…!!!

幸いなことにFTBootsは作業工程に熟練度を必要とするためにダルベロ社内の多種類のブーツの中で最も早く作業を開始しますので、今取り掛かっているということになります。

しかしこの数ヶ月の操業停止は年間製造数に影響が出てくるでしょうし、そして経済が落ち込む予想による製造調整もあるかもしれません。

今の時点では何とも言い難いですが、そんな気がしています。

そして例年6月ごろから全国各地で開催される受注会は開催されても9月以降となるらしいです。

もし今年購入を考えられているのであればこのstay homeのときに情報収集も良いかと、

そう思います。暗い話で申し訳ありません。

バラの花が咲き始めました。

散歩の途中に見事までに管理が行き届いた「薔薇の家」があります。

いつもの年だと見頃の早朝には数人の先客がお見えになるのですが、

今年はコロナ禍の影響で誰一人お見えになっていません、皆さん自粛を守られてみえる様ですね。

早朝の人通りの少ないときであれば三密にはなりませんし道路から眺めるのであれば大丈夫でしょう。

花の時期は短いのですから…。

魔法のインナーⅡ

【魔法のインナー「クリスピーダイナミックインナー」の特徴】

このインナーの最大の特徴はかかとの浮きがほとんど無いことです。

如何してなのか?

それはベースになっている硬めのサーモ素材とかかとの上及びアキレス腱周りへ配置される柔らかく反発のあるサーモ素材とのハイブリット構造にあります。

本来はテレマークブーツに使用されるインナーなのでかかと浮きしないのは納得します。

まず何故このインナーを特別に輸入しているのか?それはあるお客さんの要望があってからなのです。

そのお客さんは最初にクリスピーブーツ(テレマークブーツ)を購入して頂き、ある時そのインナーをFT Bootsへ入れて滑ったら最高に調子が良かったので、スキー場から「クリスピーインナーは別売りしていないのですか?もし手に入るのだったら欲しいのですが…。」と電話がありました。

そして翌シーズンテスト的にイタリアの工場に在庫で残っている分を輸入したのが始まりで今日に至っております。

もしあのお客さんから注文がなかったら…、おそらく輸入もしないし存在していないと思います。

履いたら解る、本当に「魔法のインナー」と言っても過言ではないでしょう。

そんなインナーです。