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クリスピーサーモインナー好調です…。

クリスピーサーモインナーを見ていると今から25年程前にサーモインナーが国内に入って来た時のことを思い出します。
あの頃の謳い文句は、《温かく軽く足に合うインナー》でしたが、このインナーは更に《フィット感が違い、足裏感覚がダイレクト》に感じます。
昨日は福岡からHさんがFT Bootsのフィッティングにお見えになりました。このインナーの説明をして昨シーズン私がテストしたインナーに足入れして頂くと…、「違いますね。」「FTのインナーはヤフオクにでも出すので、このインナーをお願いします。」と間を入れずに決まりました。
足入れしないと中々理解出来ないと思いますが、正直言って私の経験からいくと今までのインナーの中で最高のものだと思っています。
Hさんのフィッティングが終了したころにこのインナーを予約されていたKさんがお見えになり、以前購入して頂いたFT Tomモデル用にフィッティングを行いました。これまた「最高です。」と…。

昨日はNEWのFTと使用済みのFTにフィッティングしましたが、実を言うとこのインナーはフロントバックルのブーツとの相性も抜群なのです。
クリスピーはテレマークブーツでありフロントバックルブーツなのですから当たり前の話です。
時間があるときに私のK2Bootsに入れてみるとサーモ成形していないのに通常のインナーよりフィット感が増し、そして脛の面で押す感覚が良いのです。このこともテレマークブーツで使用されているのだから当たり前のことなのですね。(テレマークスキーの踵の浮いている内足はこのスネ感が重要だからです。)

こうしてみると踵の浮くテレマークブーツの特徴を抑えているこのインナーはアルペンスキーでは更に武器になると言うことになるのですね。

だからこのインナーを使用した人は病みつきになる、と言うことです。(私も含んでもう既に何人も…。)

 

スキーブーツの調整のいろいろ・・・。

スキーブーツは調整(カント、前傾角など)することが出来ますが、
皆さんは、この調整を正しく行われていますか?
ほとんどの方は、買ったそのままの状態で使用されているのではないでしょうか。

これらの調整はスキーを履く前に調整して、
スキーを行なった後、再度微調整を行うのが一般的ですが、
ほとんどの方は、買ったままの状態で「こんなものか?」で使用されていると思います。

正直行って、やり方は知っていても、自分にあった調整はスキーの上級者でも指導者でも出来ない人がほとんどです。
当然、ショプで質問しても明確な答えは返ってきませんし、メーカーの担当者ですら理解している人は皆無なのです。

このような状況なのにどうしてこんな厄介なものが付いているのでしょうか?
それは、「ヒトの骨格」は当然人によって異なり、その人の左足、右足でも異なります。
要するに、そのための調整機能なのです。

しかし、この調整機能はスキーブーツの性格上簡単な構造になっています。
カントは医学的に言うと前額面(立っている人を頭から足に向けて横方向に切った断面方向)の調整であり、前傾角は矢状面(立っている人を頭から足に向けて前後方向に切った断面方向)の調整です。
このカントと前傾角は密接な関係を持っており、両方同時に調整する必要があるのです。(カントをオーバー(外側)にすると、前傾角は前側に強くしなければならないのす。)
足部、下肢、下腿の機能解剖学ではそうなっている、要するにヒトの身体はそうなっているのです。

このように書くと、ほとんどの方は万歳(参った)ですね。

そうなんです。奥が深すぎてメーカーの技術者ですら???でしょうね。
だから、昔から変わらず同じように付いているのですね。(何十年も変わっていません。)

ついでにもう少し難しい話を続けますね。

歩くとき、一歩出た足のつま先は進行方向(若干外側、歩角)を向いています。
このメカニズムは、股関節>大腿骨頚部(前額面に30°)>大腿骨骨幹部内旋(−30°)>膝>大腿骨に対して+5°外旋>脛骨の捻転によって+25°となり、下肢全体(−30°+25°+5°=0°)となります。
骨盤が30°回旋すると、足の軸は直接前方、つまり進行方向を向くようになる。これが、最適な「歩行の展開」を可能にしているのです。

これがカント、前傾角にも影響を与えているのです。(股関節の状態の影響

※この問題は本当に長年の課題でしたが、ようやく解決することが出来るようになりました。

このように、ヒトの身体を単純な前額面と矢状面の調整だけでは完全に解決することは出来ませんが、調整することにより改善させることは可能です。
折角の調整機能なので、きちんと調整して使用しましょう。

でんくらふとでは、
ご購入いただいたブーツは、基本的な調整は無料で行なっております。
長年の課題であったことの対応は、ブーツとブーツチューンをセットにしてご購入の方には無料で行なっております。

 

テレマークブーツもブーツチューンは必要です。

テレマークブーツもしっかりとシェル加工します。

前足動かすためには、後脚にしっかり体重が掛けられることが大切です。

つま先をどう使うかでターンの始動が決まります。

そしてカントの調整は、アルペンブーツよりシビアです。

足裏全体で立っているときのカント、つま先立ちで立っているときのカント、両方決まらないとしっかりとしたテレマーク姿勢は出来ません。

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特殊な加工方法…。

時には何万人に1人というような足形もブーツ内に収めなければなりません。

このような場合、足形の石膏モデルを型にして成形し、その後部分的な修正を行う手法をとっています。
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特に扁平足で、内側アーチが落ち内側の湾が突出している人には必要な加工方法です。

足の形は様々です。

足の形は様々です。

つま先は、筋膜のフロント、バックラインのスタート地点です。
まず、つま先の形に合わせること、そして足のセンターとブーツのセンターを合わせることがシェル加工のスタートです。

※つま先が詰まる、幅が窮屈であると中足骨間の骨間筋、虫様筋の運動を阻害します。そして、リスフラン関節の機能不全につながり、強いては足部の前後バランスに影響を与えます。
どの程度広げるかは、機種、ジャンル等によって異なりますが、既製品のブーツが全ての人に合うことは絶対ないのです。左右差も当然あります。

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シェル加工には、“いい塩梅”があります。

この辺にしておくのが、“いい塩梅” というものです。

扁平足ぎみの人とハイアーチぎみの人とではシェルの出す量は異なります。
そして、この2足のブーツのようにカテゴリーによっても “さじ加減” は違ってきますし、シェル構造によっても違ってきます。

左のFT Bootsはほぼ完成で、フィッティングの時にくるぶし等の当たりにより追加加工が必要になるかもしれませんが、とりあえず終了です。
右のLANGEはWCなので、シェルの厚みは結構ありますので、フィッティングの時に現物合わせで削り加工で仕上げますので、この時点で終了です。

FTはシェルが薄いので、常に熱加工です。
右のLANGEは加工してないように見えるでしょうが、相当な日数をかけて熱加工しています。
つま先部の加工の写真を見て頂ければ解ると思いますが、これだけ出しても、これだけにしかならないのです。
見た感じは、RS130 97mmに近い感じに仕上がっていますが、履いたら別物、滑ったら更に別物になっています。

ここまでのシェル加工時間は、FT 3日間、LANGE 1週間位です。ここから更に時間が掛かりますので、シェル加工の大変さをご理解頂けると思います。
油断したら溶けますから、気が抜けない作業です。
今回のFTの幅広げは、サイズから言ったら今までの最高ですね。
足形で比較すると良く解ると思いますが、24cmで幅は110mmはあります。
隣の人のサイズは26.5cm、この人より広いです。
FT DESENDANT でなければ、この作業は出来なかったかも知れません。
足幅でお悩みの方は、是非このブーツをお勧めします。

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感じることの大切さ・・・!!

スキーブーム最盛期には、
ブーツに関わらず全て(マテリアル、ウェアーetc)において
最高のもの(トップレーサーの使用しているもの)が売れていました。

私自身もレーシングブーツで育ち、
レーシングブーツをどんなシーンでも使用していました。

正直言って、
写真のようなブーツ(マウンテンブーツ?)は好みでは無かったのです。

理由は、
鈍感で、自分の意思が通じ難い、気持ちよくスキーが出来ないなど・・・。

しかし、
数シーズンこのブーツと真剣に付き合ってみると、
実に面白い!!

頼りがいの無いブーツだから、
自分からの働きかけが必要である。

だから、
筋力も使うし、疲れる、

自分自身の身体の運動がスキーに伝わる感覚、
足裏の重心移動をスキーに伝える感覚、
レーシングブーツでも必要なことなのだが、
ブーツの剛性にカムフラージュされ感じ難いものとなる。

しかしこの手のブーツは、
これらの感覚を感じることが出来る。

私はテレマークスキーも愛好している。
テレマークのヒールフリーと、
この手のブーツの〇〇フリーは、
どこか似ているような気がする。

この手のブーツで、
幅広のスキーを操作すると、
実に面白い、
力でねじ伏せることが出来ないので、
うまく乗ることを意識する。

この感覚は、
スノーボードやサーフィンのような横ノリに近いのかもしれない。

正直って、
カービングスキーには不向き、

しかし、
今からのスキー(ロッカー)には、
どんびしゃりのブーツと言っても過言ではないと思う。

感覚的な、
mellowな、
スキー楽しみましょう。

せこせことしたスキーはやめにしましょうよ!!