スノーボードレッスンのご案内
暖かかったり、そして今日のように急に寒くなったりと身体には悪い気候になっております。
しかし、このような寒暖の繰り返しは春への兆候のようですね。
早々に、耳鼻咽喉科へ行って花粉症の薬を頂きに行って来て、予防に心がけています。
急ですが、スノーボードレッスンのご案内です。
日時は、明日の6日と来週14日、(本当に急な告知で申し訳ありません。)
場所は、伊那スキーリゾートです。
集合9:30、レッスン開始10:00となります。
レッスン料金;8000円(リフト券込み)
募集人員;4、5名(すでに2名決まり)
以上、急ではありますが、ご案内を申し上げます。
今後のスキーレッスン及びスノーボードレッスンを伊那スキーリゾート、白馬さのさかスキー場にて開催する予定です。日程が決まりましたら告知致しますのでよろしくお願い致します。
暫定告知;3月1日午後、3月2日全日、白馬さのさかスキー場にてスキーレッスンを開催する計画を立てています。決まり次第、正式な告知を致します。
FT Boots
ライケル>>フレクソン>>FT と名前は変わって来ましたが、約40年の歴史あるブーツです。
これほどまでに長い期間、基本的なコンセプトを変更しなかったブーツはありません。
それは、このブーツが他のブーツより最も人間工学に基づいた設計であることを証明しているのです。
しかし、このブーツは決して万能なブーツではありません。
固いアイスバーンのゲレンデやサイドカーブのきついスキーそして近代的なレース用スキーには正直言って適していません。
なぜならば、このブーツの構造に問題があるからです。
でも、このブーツの構造は、
荒れたバーンや柔らかな雪、そして深い新雪には最適です。
そして、最も新しいロッカースキーや幅広のファットスキーを操るにも最適なブーツです。
レースや基礎スキーをやられている方々にはお勧め致しませんが、
一般の楽しいスキーを求められる方々には最適なブーツだと思います。
私の考え方の原点です・・・。
10数年も前のことでしょうか、
自宅の近くの図書館でこの本に出会い、ひたすらに読み漁った時がありました。
ヒトは身体を固定して立っているのではなく、揺れながら立っているのである・・・。
この文章の 揺れながら立っている に無性に惹かれるものがあったのだと思います。
これを解剖学的考察に繋げ、今のインソールに至るにはさらに5,6年の年月が経ちましたが、今でも私の考え方の原点はここにあると思います。
追記
この本の第7章に脊柱側わん症と平衡機能訓練の項目があり、内容は学校教育の中での取り組みが書かれています。
しかし現在、このことが疎かになっているような気がしています。
今の子供達、将来の子供達のことを考えると ・・・。
ブーツの選択
展示会も明日で終了します。
今日のテーマ“ブーツの選択”
ブランドで選ぶ、誰々が使用しているから、高性能なブーツだから...。
一昔前はこのような条件で選ばれている方が多々見えました。
しかし、今はどうでしょうか?
履き心地、楽だから...、など履いたフィーリングで選ばれる方が増えているように思います。
しかし、スキーとの相性や滑る条件で、選ばれる方はまだまだ少ないように思います。
昨今ロッカースキーが増えてきましたし、そしてファットスキーの愛好者も急増しています。
しかし、ブーツへの関心は今ひとつのように感じます。
そして、自分から運動することが出来るブーツと逆に運動させられるブーツの違いが解からない方も
多いようです。
毎月1回程度相談会を開催する予定ですので、ぜひその機会に私の意見を聞きに来て下さい。
股関節の運動始めはどこか・・・?
インソール製作がきっかけで2名の競輪選手からトレーニング(身体の使い方)の指導依頼があり、
活動はまだ開始していませんが、今月中には活動をスタートする予定です。
今日は、その1人がトレーニング用のインソールを受け取りに来店されたとき、
今変化(すでに自転車用インソール使用中)しつつある身体のことについて質問があり、
その質問への返答を兼ねてウォーキング とランニングの指導を行いました。
競輪はご存知のように“身体一つ”でお金を稼いでいる ので、
身体が資本です。
競輪選手になるにも狭き門です。
(男子一般募集36名特別試験若干名、女子一般募集20名特別試験若干名)
※特別試験とは、自転車競技、スピードスケート(500,1000m)、陸上競技(200,400m) 、
水泳(100m)でオリンピック(入賞以上)、世界選手権(3位以内)、ワールドカップ(優勝)
と条件(世界規模の大会で優秀な成績を収めたもの)をクリアーした者が資格がある。
そして、競輪学校の生活も厳しいのは皆さんご存知のことだと思います。
要するに、
これだけの条件をクリアーして競輪選手になったのだから、
皆さんが想像出来ないくらいのプロスポーツ選手 のはずですが・・・。
(フィットネスクラブで彼らを見たら何者???と思うでしょうね。笑)
でも、
彼らにもウィークポイントがあるのですね・・・。
車に例えると
エンジン◎、足回り◎、シャシー△、ドライブシャフト△、ギアー △、電気系統△、
と診断しました。(身体の部位はご想像ください。)
とりあえず、
取り掛かるのは、ギアーの調整、電気系統の統一ですね。
股関節の運動始めはどこからなのでしょう?
歯車はお互いの歯車間がきつ過ぎてもゆる過ぎても 効率良く動きません。
股関節は球関節で一見どの様にでも動くかのように思えますが、
股関節廻りの筋肉の数が多いことによりギクシャクとした動きになります。(傷病:変形性股関節症)
よって、
股関節の運動には、筋肉連鎖的運動が必要であると思います。
そして、連鎖運動を補助するために指示系の調整も必要だと思います。
14.15日のスキーヤー向けキャンプでは、ここがポイントになります。
感じることの大切さ・・・!!
スキーブーム最盛期には、
ブーツに関わらず全て(マテリアル、ウェアーetc)において
最高のもの(トップレーサーの使用しているもの)が売れていました。
私自身もレーシングブーツで育ち、
レーシングブーツをどんなシーンでも使用していました。
正直言って、
写真のようなブーツ(マウンテンブーツ?)は好みでは無かったのです。
理由は、
鈍感で、自分の意思が通じ難い、気持ちよくスキーが出来ないなど・・・。
しかし、
数シーズンこのブーツと真剣に付き合ってみると、
実に面白い!!
頼りがいの無いブーツだから、
自分からの働きかけが必要である。
だから、
筋力も使うし、疲れる、
自分自身の身体の運動がスキーに伝わる感覚、
足裏の重心移動をスキーに伝える感覚、
レーシングブーツでも必要なことなのだが、
ブーツの剛性にカムフラージュされ感じ難いものとなる。
しかしこの手のブーツは、
これらの感覚を感じることが出来る。
私はテレマークスキーも愛好している。
テレマークのヒールフリーと、
この手のブーツの〇〇フリーは、
どこか似ているような気がする。
この手のブーツで、
幅広のスキーを操作すると、
実に面白い、
力でねじ伏せることが出来ないので、
うまく乗ることを意識する。
この感覚は、
スノーボードやサーフィンのような横ノリに近いのかもしれない。
正直って、
カービングスキーには不向き、
しかし、
今からのスキー(ロッカー)には、
どんびしゃりのブーツと言っても過言ではないと思う。
感覚的な、
mellowな、
スキー楽しみましょう。
せこせことしたスキーはやめにしましょうよ!!